浮気の兆候を見抜く

プロが教える最強テクニック浮気調査を自力で行う方法

浮気の兆候を見抜く

【 浮気のサインを見破る 】
浮気には多くの場合、なにかしらのサイン(兆候)があります。

それをキャッチできるかどうかで、対応スピードも違ってきます。
ここでは代表的な浮気のサインを、大まかに分類しながら見ていきましょう。

秘密が増える

  • 携帯、パソコンにロックをかけるようになる
  • 携帯やパソコンの使用履歴を消すようになる
  • 部屋をきれいに掃除するようになる
  • 電話の通じない時間帯が増える
  • 仕事の出張や人付き合い、外食が増える

接し方が変わる

  • 態度が急に冷たくなる、または極端にフレンドリーで饒舌になる
  • メールやLINEの返信が遅くなる
  • (恋人の場合)将来の話をあまりしなくなる
  • 性交渉の頻度が少なくなる
  • デートやプレゼントにお金をかけてくれなくなる
  • あまり口ゲンカをしなくなる
浮気している人間に共通なのは「あなたに興味が薄れる」ことで、態度がよそよそしくなります。また逆に、後ろめたさを隠そうとするあまり、必要以上に口数が多くなる場合もあります。
どちらにせよ態度が急変したと感じたら、浮気を疑ってみるべきでしょう。

浮気相手の存在が見え隠れする

  • 映画、音楽、デート場所などの好みが変わる
  • 見たことのない服やアクセサリーが増えている
  • 一緒に行ったおぼえのないデートスポットを詳しく知っている
  • 急におしゃれに気を遣いはじめる
  • クリスマスなど、イベントの日にデートしなくなる

浮気相手の影響で、あなたの知らない姿を見せるようになることがあります。
女性が浮気する場合、特に髪型やメイクが変わったりして分かりやすいですが、
男性の浮気でもよく観察すれば似たような変化を見せるはずです。

また、クリスマスイブなど「大切な日」を一緒に過ごしてくれなくなるのも、
本命があなたから別の人間に移った、イコール浮気相手の影響が疑われます。

こうした変化を見逃さないようにすれば、その後の調査につなげることが容易になるでしょう。

大切なのは“証拠”集め

あなたは、大切なパートナーが「浮気している」と判断するのは、どの段階でしょうか。
一緒に食事しているところを目撃した? 問い詰めてみたら白状した?

しかし残念ながら、プロである探偵・弁護士から見れば、
それらは浮気=不貞行為の決定的証拠とは言えません。

食事しただけでは証拠として弱いですし、自白も後から「そんなことは言ってない」と否定されればそれまでです。

もし、あなたの希望が「浮気しているかどうかだけ知りたい」であれば、それだけで構いません。ですが、浮気の証拠を集めて、離婚や慰謝料の請求まで予定しているなら、
下記のようなレベルで初めて「証拠」としての価値を持つことになります。

【 浮気の直接的な証拠 】
  • ラブホテルに2人で出入りする場面の写真、映像
  • 家に出入りする場面の写真、映像
  • 室内、車内などで性行為している最中の写真、映像

【 浮気の間接的な証拠 】
  • 浮気だと判断できるメール、SNSのやりとり
  • 浮気だと判断できる日記、ラブレター
  • 2人で写っている(性行為以外の)写真、映像
  • 2人で宿泊したホテルのレシート、クレジット支払い記録
  • 浮気相手からのプレゼント
離婚調停や裁判で、もっとも強力な直接的証拠は、ずばり「性行為している物的証拠」です。

あなたが撮影したもの、探偵が報告書にまとめたもの、または浮気している当人がパソコンやスマホに保存していたもの(いわゆる「ハメ撮り」)などが、これに該当します。いずれにしても、当事者2人の顔が特定できるよう、
鮮明に写っていることが必要です。 それらを入手できなかったとしても、

メールやSNSの会話内容、レシートやクレジットカードの支払い記録は、間接的な浮気の証拠になります。見つけたら必ずコピーを取っておき、なくさないよう保存しておきましょう。

ちなみに浮気の証拠は、1度だけの記録より、2度、3度と複数回にわたって集めることで、
さらに強くなります。これは、相手が「1回だけのあやまちだったんだよ!」と、
罪を軽くするためのウソをついた時に否定することができるからです。

浮気の証拠はできるだけ多く揃えておく

もしパートナーが浮気をしていたとして、その後、あなたは最終的にどうしたいでしょうか? 本格的に調査をする前に、それをはっきりしておくことは重要です。
上の選択肢のうち「見なかったことにする」のは、おそらく誰にも無理でしょう。

また、別れず、二人の関係を再構築するのもひとつの選択です。
「別れる」にしても、ただ別れるだけか、(結婚している場合は)不法行為に対する慰謝料を請求するかによっても変わってきます。

探偵としての経験からいえば、どの道を選ぶにしても、浮気の決定的な証拠を取っておくことをおすすめします。
中途半端な証拠しかないと、せいぜい問い詰めて自白させ、もう絶対に浮気しないよう誓わせるくらいが限度です。

しかし人間の心とは弱いもので、ほとぼりが冷めたら浮気を再開してしまうケースは決して少なくありません。
二度目の浮気になると相手も警戒しますから、なかなかシッポをつかませてくれません。
だからこそ、どんな状況にも対応できるよう、しっかり最初の段階で証拠を揃えておくほうが有利なのです。