自力で行う浮気調査のテクニック
あなたの旦那さんや奥さんは、本当にあなただけを愛してくれていますか?
最近、パートナーの様子がなんだかおかしい…と思うことはありませんか?
もしそんな違和感を感じているのであれば、それはあなたのパートナーが浮気をしているからかもしれません。
パートナーに浮気の可能性があるとなれば、その実態を確かめたいですよね?
浮気調査と言うと、高額なお金を払って探偵や興信所に頼まなければできないというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実はそれほどお金をかけずに自分でも浮気調査をすることはできます。
ただし、自分で行う浮気調査はやり方を間違えると取り返しのつかない大失敗をしてしまう危険があります。
そうならないためには、失敗する浮気調査と成功する浮気調査の違いを知っておく必要があります。
まずはじめに、自分で行う浮気調査の失敗例と成功例をご紹介します。
自分で浮気調査に“成功した” Aさん
夫が浮気しているのでは?と心配になり始めた、結婚4年目のAさん。
出張や仕事の付き合いが不自然なくらい増えたり、スマホをロックするようになったりしたのが、疑念を抱くきっかけだった。
浮気してるなら証拠をつかんでやると決心したAさんは、
自分で調査することにした。
いきなり焦って問い詰めたり尾行するのは得策でないと
考えたAさんは、まず間接的な証拠収集から手を付けた。
夫がリビングに置き忘れたスマホから、LINEアプリでデートの約束をしている会話を探し、
その証拠をひそかに保存した。浮気相手と思われる女性のLINE登録名をヒントに、
Twitterアカウントも特定に成功。
デート中に自撮りされた写真から、浮気相手の顔も判明した。
さらに、2人の会話に「お互いの家でも会いたいね」と書かれていたのを見たAさんは、わざと友人と泊まりがけ旅行をすることにし、夫が自宅に女性を連れ込む隙を作った。
寝室には音声に反応する設定にしたICレコーダーと、電源タップ偽装型の隠しカメラを設置。
2泊3日の旅行が終わる頃には、浮気の証拠が取れていた。ただの一度も尾行などせず、
問い詰めたりすることなく、Aさんは強力な確証を得られたのだ。
すでに夫への愛情が冷めてしまったAさんは、やり直しの機会を与えず、
黙って弁護士のアドバイスを受けながら、離婚の準備を開始した。
夫はその間も仕事の付き合いと偽りながら、浮気相手と会い続けていた。
まもなく高い代償を支払わされるとも知らずに――。
自分で浮気調査に“失敗した”Bさん
夫が浮気しているのでは?と心配になり始めた、結婚4年目のBさん。
出張や仕事の付き合いが不自然なくらい増えたり、スマホをロックするようになったのが、疑念を抱くきっかけだった。
浮気してるなら証拠をつかんでやると決心したBさんは、自分で調査することにした。
夫の仕事が遅くなりそうな日は会社の前で張り込み、絶対に逃がさないよう尾行。常に電柱や建物の陰に隠れながら移動し、ドラマに出てくるプロ探偵も顔負けの尾行術だと思った。
繁華街で夫が若い女性と出くわし、笑顔で話しているのを見て、Bさんは「あれが浮気相手に違いない!」と確信。夫が去っていったらすぐ女性をつかまえ、しつこく問い詰めた。
女性は「取引先の関係で、たまたま見かけたから挨拶しただけ」と困惑しながら話していたが、Bさんは初日から決定的な証拠をつかめたことに喜んだ。
そのわずか2日後、Bさんは夫から、「俺の周辺を嗅ぎまわっているだろ。迷惑だからやめてくれ」と言われた。
自分では完璧と思っていた尾行は、周囲から見ればバレバレで、夫の同僚が「お前の後ろを変な女がつけ回してたぞ」と教えてくれたらしい。
また、問い詰めた若い女性からも、夫に苦情を伝えてきたという。
結局、浮気の証拠はまったく取れず、夫との仲をぎくしゃくさせるだけの結果となった。
その後も夫の怪しい行動は続いているが、もう二度と尾行させるような隙は見せてくれないだろう。スマホもロックするどころか、完全に隠すようになってしまった。
浮気をしているかどうかの真相は、永久に闇の中へ消えた--。